慢性痛のカラクリ


怪我や病気が原因ではない主観的な痛み
(以下、慢性痛)
がどうやって発生するのか載せます。


慢性痛が起きるプロセスを
大きく2つに分けると


①筋肉が異常を起こして痛みを起こす

②異常を起こす原因となる要素がある
(姿勢、身体の癖、心理的要因 等)




慢性痛で悩んだ経験のある方は
おそらくこの辺はご存知だと思います。




このブログの目的は
慢性痛で悩んでる方々が


極力時間も労力もお金も掛けることなく
ゼロコストで痛みを治療出来るようになる

為の情報発信を目的にしてるので

①の筋肉が異常を起こして痛みを起こす
仕組みと根拠について載せます。




筋肉は繊細な繊維の集合体で
外傷や過度な負担や持続的な負荷によって
容易に小さな損傷が起きます。


すると痛みを発する物質を作り出す
と同時にカタまります


このカタさは通常数日で消えますが、
強いストレス(物理的or心理的)に
長時間晒されるなどによって小さな
「しこり」
の様になります。


この「しこり」が慢性痛です。
聞いたことがある方も居るかもしれませんが、
正確には

筋筋膜性疼痛症候群
と言って、
なんと身体の慢性痛の95%は
この小さな「しこり」によって発生しており、
残りの5%は「骨折」「ガン」「感染症」
などに依るものらしいのです。



これは1983年、


ケネディ大統領の主治医であった
Janet.G.Travell(1901―1997)


と航空宇宙医師の
David.G.Simons(1922―2010)


によって発表されました


②の異常を起こす原因となる要素
(姿勢、身体の癖、心理的要因 等)
に関しては所謂「根本原因」という部分で、


ここに関しては
体のプロが介在しなくてはならない…………

と一般的には思われて居ますが
①の筋肉の異常
を自分でなんとか出来れば


慢性痛の悩みの大部分は解決する
ので


このブログでは省きます。


大雑把にまとめてしまうと


A「慢性痛の悩みは筋肉を緩めるだけで
大部分は解決する」


そして


B「筋肉は自分で簡単に緩めることが出来る」



ということです
Aはおそらく大部分の人がご存知か、
或いは
「ストレッチやマッサージをいくらやっても
良くならない」為
筋肉以外に原因があると
思ってる方が多い様です。



Bはまだあまり知られてないのですが、
実は筋肉を緩めるには簡単で効果的な
テクニックがあります。
次回はそのテクニックの原理を載せます。


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